「ブルーピリオド」第１巻で一気にハートをつかまれた読者は
第２巻を読んでどう思ったでしょうか？
この「ブルーピリオド」そこまでお色気がなく
意外にも真面目な美術ストーリーで
それなのに，いろいろな層に人気があるという漫画ですね。
一見チャラ男だけど，器用な優等生が
実は，努力家で真面目っていう設定が
チャラ男にも真面目にも共感を呼ぶし
どっちかのタイプが好きな女性ばかりでしょうから
男女問わず，タイプ問わず「ブルーピリオド」が人気なのは分かります。
さらに，青春時代の若者だけでなく
子供がいるような親世代のハートもつかむ理由もわかります。
言葉運びがとても上手で
ときおり出てくる・・・
セリフが心に刺さる
そして，このセリフが・・・
思春期にも大人時代にも刺さり
子供にも親にも刺さるんですよ。
美大・芸大だけでなく
一般の大学入試など
子供の志望校と親の希望が食い違うことってありますよね？
そういう人にオススメなのが
「ブルーピリオド」２巻ですね。
夢があったり
志望を，本音を，親に言いたい・・・
だけど，親にうまく伝わらない。。。
そういう若者には，背中を押してくれる一冊です。
ただ，子を持つ親としては
いろいろ心配なところではあります。
ただ，・・・
１巻にも出てきますが
昭和，平成と違って，いまの時代は
意外と，リスクが大きいようで実はお得？なのが
美大・芸大な気もしますけどね。。
とくに今は，大学入試が定員割れしているような時代ですし
子供の親を考えるために，幅広く子供の気持ちを受け止める準備として
１巻で美術部の先生が言っていることは知っておいてもいいかもしれません。
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とはいえ，２巻ですが・・・・
小学生くらいの子供を持つ親として
親子で見たいか？
子供に見せたいか？
というと，けっこう悩むというのが本音ですよね。
１巻に書かれているように
私立美大・芸大の学費は高い・・・ものすごく。
国立の東京芸大は，まだ安いけど，超難関。。
もし絵を描くのが好きな小学生の我が子に
「ブルーピリオド」を見せてしまって・・・
美大に行きたい！芸大に行きたい！
と言われたときに・・・
大金持ちの人は別でしょうけど
一般的な親は大なり小なり
矢口 八虎（ヤグチ ヤトラ）くんの母と
同じ気持ちになるのではないでしょうか。。
絵を描くのが好きな小学生は多いでしょうし
そういう子供を持つ親も多いでしょう。
美術マンガ「ブルーピリオド」を見せてあげたい
一方，見てもらったら困る（苦笑）。
苦悩する２巻です。
