「さよならソルシエ」(穂積)
ソルシエって何?
※「ソルシエ」の意味は第2話で明らかに
そう思いながら,この表紙の魅力に吸い込まれるように
無料お試しで第1話を読み始めたら・・・
絵カッコいい~!
&
話ひきこまれる~
というわけで第2話以降も購入してしまいました。
あらすじ紹介に書いているように
この作品がゴッホ兄弟の物語だとは知らずに
読み始めたんですけど・・・
マンガとして非常に面白いです。
レビューにはゴッホ兄弟を美化しすぎ!とか
いろいろ書いていますけど
まあ,あれですよ。。
歴史モノって,どうしても美化されるじゃないですか?
有名なあの坂本龍馬さん
この有名人だって・・・
歴史本だと,こう↓ですし。
あれ?
これは,多少美化しているとはいえ
けっこう似てますね(苦笑。
「世界の歴史」とか「日本の歴史」
歴史漫画って最近,少女漫画化していて
けっこう,絵が美男子ですよね。
まあ,話はそれましたが
「僕のジョバンニ」でも有名な少女漫画の作家
穂積先生の作品なので
ゴッホ兄弟が美化されているというのは目をつぶりましょう。
ゴッホって
こういう自画像でも有名ですけど
ゴッホには画商のテオドルスという弟がいて
このテオという人がどういう人なのか?
ゴッホのひまわりなど
作品は世界中の人も知っていますけど
天才画家ゴッホの人生を詳しく知らない人も多いと思います。
興味はあるけど,分厚い自伝などは読めないな~
そういう人は,まず2冊で完結という漫画なのでオススメです。
Youtubeでも「ゴッホ」で検索すれば
いろいろと分かりやすく
ゴッホの人生を説明している動画がずらーと出てきます。
そういった動画で「テオ」という弟の存在を知っている人も
マンガとして楽しめるのが「さよならソルシエ」です。
おしゃれでカッコいい穂積作品ですが
2012年,2013年に「月間フラワーズ」に連載された
「さよならソルシエ」は
「このマンガがすごい! 2014(オンナ編)」で第1位!なのも,うなづけます。